5日目

仕事をしていく上で、わたしの苦手なものは、早起き、人間関係、他人に頼ること、この3つが特に苦手である。これから一緒に仕事をすることになった人がいるのだが、2回しか会ったことがないので当然ではあるが、どういう人なのか全くわからないのだ。どうせ仕事するなら仲良く楽しくやりたいとは思うが、いかんせんわたしのコミュニケーション能力は塵ほどもないので難しいと思う。要改善である。


中学生の時に、社会不安障害と診断されたことがある。当時は母親と心療内科にいくしかなく、途中から行くことすら母親に言うのも、そこの病院で先生やカウンセラーさんに話すことも、なんだかすごく迷惑なことなのではないかと感じていた。そして母親に心療内科に行きたいと頼まなくなり、いつの日か行かなくなったのであった。

いま現在も全くないかと言われたら、正直ないわけではないと思う。大人になりいろいろな経験をしたため多少は緩和された。が、未だに出る症状としては、回避性だけは全く薄れることがないと思っている。例えば、大事な発表や、大勢の前で何かをすることなど、人前に立つことは極度に嫌がり避けてしまうし、最悪の場合は仮病を使ってでも休んでしまう。人間関係についても、回避性が色濃く出てしまうので、嫌なことをされたら「わたしがいなくなればいい」という思考になり、仕事が長続きしないのだ。

なぜこんな話を書いたかというと、今回の仕事は長続きさせたいから、この回避性をなんとか抑えたいと、そう考える自分がいるのだ。

そもそもコミュニケーション能力の乏しい人間であるから、相手と仲良くなれるのかどうかはわからないが、最善を尽くしたい、そんなことを考える夜中なのだった。

相手はなにも気にしていない可能性(仲良くなりたいとかなりたくないとか、そもそもそんなことを考えたこともないのかもしれない)はあるが、うまくことが運ぶように努力したい。うまくいかないかもしれないが。

この仕事がうまくいけば、わたしはだいぶ生きやすくなると感じているので、がんばりたい。