1日目
文章として自分の思いを残しておきたい。そんな気分になり書いている。人の文を読むのは嫌いではないと思う。しかし熱心に小説を読んだり、文を書いている訳ではないので稚拙な部分が大いにあると思う。
それでも、文を書きたい、何か残したいと、そう思ったのである。
私は元来、目立つのは嫌いな方であった。今もそうかもしれない。あがり症であるし、赤面症でもあったため、他人からどう見られるかをとても気にして思春期を過ごした。しかし心のどこかでは注目されたい、ちやほやされたいと、人並みに思ったり、夢に見たりしていた。
そんな私が全世界に向けて自分の日々を書き連ねたものを公開したいと思った、その動機がある。
何のために生きているのか、死ぬために生きているのか、孤独が消えることは一生ないのか。心が凝り固まってしまい、どうしたらいいのか、そんな気持ちがとても大きくなったからである。
一人で生きていくのはとても大変であるし、誰かに愛されたいという欲求もある。しかし、一人で生きていく覚悟や準備が出来ていない現段階では、なにもかもが中途半端で流されて終わってしまうのではないか。それでも人と交流することをやめたくはないし、やめられないだろう。私自身が流されない為にも、自分が弱くなったときに見返す為にも、文を書き残しておこう、そう思ったのである。
26年間生きて、人生経験も豊富ではない。ぬるま湯で生きてきた人間ではあるが、誰かに読んでもらえたら幸いである。
この場では素直な自分の心を書き留めて行きたい。